はじめてお題に挑戦します。。

【お題4】10年で変わったこと・変わらなかったこと

 

怒涛の人生を10年刻みで見てみると、変化の無かった10年は無かったように思いますが(笑)

とりあえず、直近10年を振り返ってみますね…

 

職場は、4回変わってます。といっても同じ業種、介護職で。

所謂待遇や職場の人間関係を理由に他へ遷る、という転職でした。

 

いちばん大きな変化は、深酒を辞めた事でしょうかね。

2000年代に色んな事に巻き込まれて増えたお酒を、2013年にキッパリ辞めました。

飲んでいても自分も廻りも誰もHAPPYにならないからです。

 

転職を繰り返したキッカケも実は、この禁酒・断酒から来ていたように思います。

というのも、浴びるほど飲んでいたお酒を辞めたことで、かなり自信過剰になっていたんですね。

「自分はもっと高く買って貰える人材」だと、勝手に思い込むようになりました

(世間的には呑まないのが当たり前なのにね)。

 

では好待遇の職場に遷って何がしたかったかと言うと、趣味の自転車をもっとエンジョイしたかった。

私の場合はレースよりツーリング派。休みの度に好きな所へツーリングに行ったりブルべという長距離の大会に出場するのが楽しみでした。

なので休暇の自由の得られる職場に移って、そこでもっと媚びを売って(笑)

シフト制勤務ではなかなか叶わない連続休暇を勝ち得ようと考えた訳です。

 

確かに10年前には、自宅のある千葉県か首都圏からスタートするブルベやツーリングしか出来ませんでしたね。

それがお酒を辞めて強気になってからは(笑)、夜勤明けで遠隔地に遠征し連続休暇いっぱい走る行動力も身に付きました。

実際この10年で、北海道から東北全県、甲信越、北陸、中部、近畿、四国と九州は一部の県を踏破しています。それが、自分の働きが認められてできた事なのか、単なる強気を押し通しただけなのか、今となってはよくわからない部分もありますけどね(^^;;

 

こうして自転車のために仕事を頑張る年月を過ごしてきた訳ですが、さすがに休暇の我儘と小手先の勤務調整(遠征のために休みの前後を夜勤にしてもらうとか)だけでは他の業種で長年頑張ってきた自転車乗りの方々と同じだけの行動の自由を得るのは難しい、と遅まきながら気づき始めました。

そういえば、日々の頑張りもどこか空回りすることが多くなって来たような…

 

加えて…去年からのコロナ感染拡大や緊急事態宣言発令により、世の中ではリモートワークが出現したり行動制限が課せられたり、いろいろな変化がありましたね。

そうした中で私は、今の仕事がすべてではない?という思いが芽生えてしまいました。

 

20年近くやってきた仕事なのに、一度今の働き方に疑問を持ってしまったら、なかなか真摯に仕事に打ち込むことが出来ない。

介護士は日々利用者様と信頼関係を築かなければいけない仕事なので、こんな気持ちでは務まらないと、離職を決意。現在は充電期間とさせて頂いています。

 

でも…思えば、これまで自分はちゃんと仕事と向き合って来たのか?

よりよい環境を求めて動く前に、いまの職場をより良い方向へ導こうと、したことがあったのか?
たとえば周囲と歯車が嚙み合わなくなった時、「人間関係が悪い」といって職場を去る。私だけじゃないと思いますが、そういう時、もうちょっと自分から歩み寄る事って出来なかったのかな?

 

今になって自問自答してしまいます。

 

どちらかというと経済の変化から取り残されがちな業界に長く身を置いていたことも、自分の市場価値という概念を意識できなかった原因とは思います。介護福祉士資格は持っていたので、とりあえず面接にさえ漕ぎ付ければ8、9割方就職はできるというのが、実体験上もありました。

そんな事でこの10年、自分の働き方、仕事の向き合い方に疑問を持つことなく来てしまったのですね。。

 

あと、つくづく思います、

お酒辞めたら人生バラ色?!自分はオールマイティ?!

そんなに人生甘くない(笑) 寧ろここからが本当のスタート。

 

今、そんな過去と向き合い、自分を探している最中です。

すこーしだけ、世の中の事と自分の事がわかってきた気がします。

今度就く仕事では、自分ができること、自分がやるべきことをきちんとやって社会に還元できるようにありたいですね!

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