続 山だらけ!山梨Ride ~ホント山しかないw~
旅の2日目 11月12日
ネットカフェの夜は明ける…前に目が覚めました、3:30。
こういう所のBGMってすご――く眠くなるのと疲れとで、ずいぶん早く寝落ちしてしまったのね(^^;;
(不思議と何処の店舗でもいつも同じトーンのいびきが聞こえてくる…これもBGMなのかな?と思いながら)
事前に買い込んだ朝食を食べて天気予報見てスタンバイ。
今回の装備は去年までのインサレーションジャケット(サイクル綿入れ半纏みたいなもの)ではなく通常の冬ジャージに薄物を重ね着して、夜明け前の外気温4℃に耐えられるか?の実験でもあります。
もし低体温症になりそうだったらカイロ買えばいいさ…
5:30 出発。
朝いちばんに昇仙峡を目指します。
辺りは漆黒の闇なのでヘルメットにヘッドライトを装着。サドルがやっぱり夜露に濡れていたのでタオルドライしてスタート!
…で、さっそく道を間違えるww R20号から素直に北に抜ける道が少ない事は解っていたのに、マップでの予習もそこそこに寝てしまったのがいけなかった(;´Д`)
石和健康ランド。この施設は一度だけ利用したことがあります。確か会員権作ったはずだけどその後利用してないな~
平日なのに駐車場が結構埋まっていて驚きました。
道間違いのタイムロスはあったものの7:00には昇仙峡の入り口(天神森)に到着。
食堂の敷地の紅葉を観ると「今年も来たよー!」って叫びたくなります(*^^*)
※天神森のトイレは故障中で使えません、ご注意!
ここから県営駐車場のある所までの荒川沿い3.2kmは平日登り一方通行、土日は自動車通行止め。
自転車については、日曜日に来たこともありますがOKでした。
この時間ならまだ誰もいません。緊急事態宣言解除になってこのかた何処の観光地も平日とは思えないほどの混雑ぶりなので、混むのも時間の問題でしょう。
紅葉もさることながら渓流美と山肌の荒々しさとの融合が昇仙峡の魅力ですね(*^^*)
自転車に乗ったり押したりしながら散策しているうちにだんだんと後から来た人たちに追いつかれます。この時まだ8:00前。やはり皆さん遅くなるほど混むのが解っていらっしゃる。
昇仙峡入口(駐車場)まで登った頃にはグリーンラインを続々と車が上がって来ていました。
この先ロープウェイ周辺まで登ることも考えましたが、もう十分紅葉は堪能したので次の目的地フルーツラインめざして下る事にします。
最後に、荘厳な山肌に別れを告げます。また一年後に来ることを約束して。
途中、甲府の町を見下ろす和田峠みはらし広場🔭からの眺望に出逢えます。富士山も見えますね♪
…いい道なんだけど道路のスピード抑制グルーピングが縦と横に刻まれていて、自転車には振動と衝撃キツすぎる*1
夜明け前に来た道を戻って、今度は春日居からフルーツラインに上がります♪
(昨日行くつもりだったけど本調子でなく断念した道です)
じつは昇仙峡と同じくらい、それ以上にここに来るのが楽しみでした。
丘の中腹の一面の果実畑から笛吹、山梨の街を見下ろす景色が、またたまらないのです(#^^#)
たとえ花が咲いていなくても実が生っていなくても、この丘は美しいと思います。
広大な敷地を持つ笛吹川フルーツ公園にはドッグラン、敷地の山側にはほったらかし温泉♨などがあります。
さすがに暑くなってきたので公園で2枚重ねのインナーを一枚脱ぎました。
これがインサレーションだったら暑くても脱げません😅
ここまで廻るとR20甲州街道に出るには少し遠回りなのですが名残惜しい。
少しでも長く丘の上に居たい。
意を決して下って来ると、前に来たとき偶然見つけて写真だけ撮って何処だか判らなくなってしまっていた神社と再会できました。
窪八幡神社(山梨市)。
現在の社殿は室町時代の建築なのだそうです。
清閑かつ荘厳な佇まいで前回も魅了されました。前は参拝者がいませんでしたが今日は数人訪れていて、やはり神社ブームなのでしょうかね。
いずれにせよまたこの場所に引きあわせて下さった神様に感謝です(*^^*)
思いがけない寄り道をしましたがそれでもまだ昼前。
甲斐大和の登りに備えコンビニで補給。
葡萄🍇とワイン🍷の郷勝沼を後にし、いよいよR20甲州街道に合流します!
…暑い(;^ω^) たぶん20℃近くある。
これ毎年インサレーションで登ってたんだからそりゃ逆上せるよね(笑)
(並走してる中央自動車道は山陰で涼しそうだなぁ…)
やはり薄着のおかげか去年の自販機ポイントを一瞥のみしてスルー。体調は今日は大丈夫みたいです。
道の駅甲斐大和は通過時間チェックだけして新笹子トンネルに突入です💨
(本当は笹子峠旧道を行きたかったのですが、事前情報で通行止めとのことで仕方なく)
トンネル抜けたら笹子から大月までは気持ちのいい下り♪
昨日不調の最中にあっては、今日の復路は中央本線のどこで止めてもいいと思っていました。
いざ蓋を開けてみたら絶好調とは言わないまでもまずまずのコンディション。
時折並走するあずさ、かいじに今日は世話にならないよ~と心であいさつ(笑)
大月バイパスに合流する辺りから、過去ここでは体験した事のない渋滞が発生していました。今回は行く先々で工事👷に出くわしましたが、それにしては反対車線の車も一向に来ない…
おかしい。緊急車両まで来ているし…
埒が明かないので少し戻ってR139高月橋を渡り迂回することに。
中央道の側道を使ってどうにか猿橋に抜けることができました。
途中の家並みがなんとも美しかった。
たぶん今日最後の寄り道、甲斐の猿橋。
「岩国の錦帯橋」「木曾の棧(かけはし)」と並ぶ日本三奇橋のひとつと呼ばれています。谷があまりに深く橋脚が建てられないため両岸からの「はね木」で支えるしか無くこの構造になったそうです。
隣接する八ツ沢発電所一号水路橋。
さあ猿橋を後にしたらまずは上野原(行けたら高尾)まで自走するだけ!
時間的には高尾まで何とか明るいうちに行けそうだけど?
…ここまで下り基調でずっと来ていて相模湖にアップダウンがあった事をすっかり忘れていました(^^;;
忘れてたって事は、過去には苦にならなかったのかもしれません。上野原で登ったら大垂峠まで登らないと思ってたのに…
恥を忍んで、坂の途中で補給休憩しました。
そしていよいよラスボス大垂峠。登りと言うより交通量、特に大型車が多いことがストレスになる峠です。
これを越えれば今回無理だと思っていた卓越目標、高尾。
もうここまで来たら坦々と登るだけですね。
峠といっても千葉県の最高峰愛宕山(408m)と第2位鹿野山(379m)の間くらいなのですね(笑)
あとはまた気を引き締めて下るだけです。
相模湖側から高尾側に廻ると山の中&山陰で寒い。
あとちょっとだと思ってウィンブレ着なかったら高尾山口で手が悴んでしまいました🥶
16:10 高尾駅到着。
やった――っていう達成感はあるのですが、とにかく身体が冷え切ってしまって。
走行距離も143kmになっていて最近では例のない満身創痍感。
もう輪行作業が辛いのなんの。ホイールを括るなど中腰姿勢がキープできません😅
(担ぐのは何とかできました)
間に合わなかった中央特快は階段渡った向こうのホームだけど、次の快速は改札入って手前のホーム。よかった(;´∀`)
駅のIchigendoさん(カフェ・パン屋さん)で何か食べたかったけどこの格好ではちょっと入りづらいし油汚れの手で食べ物触るのも…と我慢。
まあ電車に乗ってしまえば始発⇒三鷹駅からまた始発で楽に帰れるからよし!(^^)!
家でゆっくり夕食しましょ🍽
というわけで19:30という良い子の時間におうちに帰ってきましたとさ♪♪
今回の教訓✨
- 終わり良ければ総て良し、とは言っても体調が悪かったら計画変更しないと。
何かあってからでは遅い🚑
(旅は逃げない、紅葉は逃げるけど) - サドルバッグ無しでバックパックに詰めると何気にキツイ、眼精疲労は肩から?
- 足りないものは案外あるもので補える(寝る時の掛物⇒ウィンブレetc.)
Fin.
*1:+_+