音楽女子🎼が自転車にハマるとき ~奏でるようにペダルを舞わせ♪
新年あけましておめでとうございます!
本来であれば年頭の抱負など語るべきところですが、如何せん求職中で、
就職して諸々固まってみないと何を目指していいのかわからなくて(;^ω^)
え?就職することが抱負でしょうって?! …ごもっともですww
今年もrideをいろいろ妄想はしています。房総の神社仏閣⛩や道の駅をコンプリする、町を挙げてのひな祭り🎎を観に行く、春になったら時間(とお金)の許す限り桜前線🌸を追いかける、
…などなど。考えるだけはタダですからね(笑)
年末の断捨離で大量のサイクリング写真やドキュメントを発掘。ついついそれらを眺めては、自分のサイクリングのルーツに想いを巡らせたりしていました。
そこで今回は、自分がサイクリングにハマったきっかけや、歴代の相棒について振り返ってみたいと思います。
元々私は音楽、読書が大好きなインドア派でした。子供の頃からの夢はエレクトーンの演奏家になること。会社勤めを始めても夢を諦めきれず、社会人3年目までコンテストに出続けたりしましたね。
そんな私に、目覚めは突然やってきました。
仕事と家庭の両立に悩み音楽では発散し切れなくなっていたある時。
ふと思い付きで、幼かった子供をママチャリの前に載せサイクリング道を流したのです。
…降り注ぐ太陽。頬を撫でるそよ風。こんな気持ちいいこと、何で今まで知らなかったんだ!
その日の行程は30kmほどだったでしょうか(サイクリング道の距離表示から推測)。大人の私には極楽rideでしたが、子供にしてみたら変化のない土手道。途中でこっくりこっくり始めたため片腕に子供の頭を乗せて支えながら帰ったのを覚えています😅
※今のような子供載せ専用ママチャリが登場する前の話です
それと時期を同じくして、書店で目に留まった本がありました。
「自転車野郎養成講座」 のぐちやすお著
男勝りを信条にしていた私にはタイトルの「野郎」の文言は気になりません(笑)
立ち読みをしてたら、面白くて止まらなくなり購入しました。
本書はこれから自転車に乗ってみようという人の目線に立ち、難しいメカや装備の話はいいからまずは乗ってみよう、と背中を押してくれる指南書です。
この本に出逢ってから、読むほどに旅がしたくなってウズウズし困ったものでした。
程なくして当時流行っていたMTBの廉価版(確か29000円)を購入。これが最初のサイクリング車です。ブリヂストン製だったと思います。
会社員を辞め介護士デビューしたての頃(1998年)、これで片道10kmの職場まで通勤していました。
この自転車は実家に帰ってからも私の相棒で居続けてくれました。
この頃は旅といってもまだ、車に自転車を積んで行き現地で数十km流すのがやっとでした。
2003年4月、介護福祉士国家試験に合格。
自分へのご褒美に、旅する自転車を新調する事にします。
探したのは自転車旅の諸先輩方が紀行文で書いていた、ランドナーという車種。
ところが当時、どのお店に行ってもあるのはゴリゴリのMTBかロードだけ。
店員さんもお客さんも、強面のガチ競技者ばかりに見えてなりません。
「カテゴリーは?」なんて訊かれた日には「ここは私なんかの来るところじゃない!」って思うしかありませんでした…
そんなとき、ひとりの店員さんの声掛けに救われます。
「なにかお探しですか?」
…やっと自分の要求を言葉にできる!
「…旅がしたいんです。でもランドナーっていうのが見当たらないので何に乗っていいか判らなくて」
スポーツ自転車ショップでこんなマヌケな質問をする私に、その店員さんは親身になり理想の自転車を私と一緒に考えてくれました。
ロードとMTB、どちらも一長一短。ああでもない、こうでもないとやり取りを続け、私なりのオーダーを纏めます。
「地図にある道は全部走りたい。舗装路だけど突然砂利道が現れるかも?」
それに対して店員さんが出した答えは、MTBにスリックタイヤを履かせる、というものでした。
そして完成したのが、こちら。ROUIS GARNEAU XC Casper がベースです。
色々参戦するうちに若干仕様が変わっていますが、このバイクで舗装道をスピーディー且つ快適に、工事区間や石畳もストレスフリーで走行できました。
…それにしても私は、親切な店員さんに出逢えて本当にラッキーだったと思います。
悪くすれば素人と見るなりテキトーに値の張る完成車(当時台頭し始めたロード?)を売りつけられて終わっていたかもしれません😱
あとから思えば、あの店員さんも私がすぐMTBに飽き足らなくなってロードを買いに来る!と踏んでいたのかもしれません。現に納車翌月くらいにセンチュリーライド出走の話をすると「センチュリーはロードじゃないと…MTBじゃ8時間で完走できないでしょう」という趣旨の事を言われましたから。
が、結果から言うと私がロードに乗るまでにはもう更に5年を要したのです。
だって…ロードって怖いじゃないですか。タイヤ細いしドロップハンドルとか意味わからない。ビンディングに至っては街でやったら違法じゃないかって(^^;;
そんな中2007年、とあるブルベでタイムオーバー。人生初のDNFでした。
このままの巡行では仮眠時間がまったく取れないことが判明…これを機にやっと重い腰を上げ、ロードを試してみようかと思い始めます。(あと飛行機輪行で7万円近い荷物料金を取られた事もw)
翌2008年の秋にロード初号機を試験的に投入。いわゆるエントリーロードですね。タキザワHARPアルミフレーム(26000円)に、ハンドル以外のパーツは親友の余り物を組み付けてもらいました。
気が付けばこのHARPでブルベ600kmも度々走り、14年目の今でも現役です。
その後ロードはあぶくま自転車工房オーダーフレームとの2台体制になり現在に至っています。
…って書き方が職務経歴書みたい(;’∀’) いかんいかんwww
以上が、私が自転車にハマり、そこからロードに乗るに至るまでに辿った推移です。
(実は、かつて職場への反骨から?勢いで購入したMERIDA BIG 7 もいるのですが…近頃ほとんど乗れていません💦)
尚、最初のブリヂストンMTBルック車は、次のルイガノを購入して少し経った頃、あろうことか自宅車庫から盗まれてしまいました…
ボロボロでも苦楽を共にした相棒です。不注意が悔やまれてなりません。
今、人生の転機に傍らにいてくれる相棒には、これまで以上の愛情を注いで、いつまでも一緒にいられるよう大切にしたいと思います。
そして相棒に恥ずかしくないように、自分も精進しなくちゃですね!(^^)!
あと養える収入もね💰💰 エライこっちゃ(;'∀')