旅立ちの、旅立ち。完結編。~能登半島一周ひとり旅~

最近、私のSNSに変化がありました。とはいってもフォロワーさん激増とかバズりとかではなく、個性的なフォロワーさんが増えてきたのです。

 

一部はおそらくnoteから。私はいつも興味の向くままジャンルを問わず読み漁ってはスキ(いいね)しているから、それでだと思うのですが、不思議なのはこちらがスキした以外の方も多いことです。

 

それって私がダイバーシティインクルージョンに目覚めたから?(笑) だから自然といろんな方と繋がるようになったのかな? よくわかりませんが。

 

 

6月18日 4日目最終日

 

何時だったか充電旅のD川さん一行も泊まったホテルの朝食は、コロナ禍では初体験のバイキング。

大きいサイズの使い捨て手袋で食事を取るのはなかなかチャレンジング。過去の仕事ではいつも医療用ピッタリグローブがデフォルトでしたからね。コーヒーカップを落としそうでヒヤヒヤ。

(のちに秋の紅葉巡り快活ツアーでだいぶ慣れましたがw)

 

客層は工事関係者が殆んどで、そんな中レージャ姿の私はいつも以上に浮きまくっていました(^^;;

 

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天気予報。まあ、行動中は問題ないでしょう。

この日の行程は和倉から富山駅まで帰るだけ。ただ1日増やしたのでゆっくり周遊できます。

そこで時間の許す限り海岸線を辿るルートで行くことにしました。

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例によって朝が早いので、七尾フィッシャーマンズ・ワーフなどの商業施設もまだ開いておらず。

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限りなく外周を廻りたいので「大田」交差点でR160から県道246へ直進。
七尾市の東端を目指します。

 

能登観音崎灯台。〒926-0001 石川県七尾市鵜浦町

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恋する灯台? カップルで来るのでしょうか。

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奥は観音島、小祠があります。足元が悪いので渡るのは遠慮しました。

そのまた向こうは、昨日の能登島野崎のバス停付近でしょうか。

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鵜浦の漁港。

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能登の家屋は黒い瓦に下見板張りの造りが圧倒的に多いですね。

そこに美しい調和を感じます。

 

これから氷見に向かって南下します。

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氷見市に入り、海岸線の道は次第にアップダウンが減ってなだらかになります。

伊豆で言うと西海岸線を沼津方面へ西浦江梨当たりに抜けた感じでしょうか。

 


大堺洞窟住居跡。〒935-0412 富山県氷見市大境196

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f:id:charinkorie:20220227120032j:plain1918年に洞窟内の白山神社を改築する際に発掘された土器や骨などが、縄文・弥生の文化を紐解く鍵となったとのこと。

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この風雪に耐えた漁業倉庫の佇まいがまた、たまりません。


そういえば、ここから海の向こうに何やら蜃気楼のようなものが見えました。

あとから知ったのですが、それは立山連峰だったようです。もっとよく見ておけばよかった。

もっとも肉眼でうっすらだったので、どのみち写真はムリだったのですが。

 

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…もしかして“蜃気楼”見えてる?

 

海だけでなく家並みも観たくて、敢えて幹線道から一本外れてみたりします。

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11:00前に道の駅氷見到着。

すこし早いけれど、街を散策する前に昼食を頂きます。

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一応失業中なので時価」の寿司ではなくご当地バーガーという選択に。

米粉のバンズがモチモチで美味しかった(^^♪

 

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比美乃江大橋を越え、いよいよ5年間恋焦がれてきた氷見の街へ

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氷見は、そう藤子不二雄Aさんの出身地です。

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5年前のブルベでは素通りしてしまったまんがロードを散策します。(〒935-0012 富山県氷見市比美町2)

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R415アーケード商店街に、ずっとキャラクターのモニュメントが並んでいます(*^^*)

5年の時を超え、そんな彼らに逢いに来ました♪♪

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私の推しはもちろん喪黒さん(^^♪

 

忍者ハットリくんからくり時計。(〒935-0016 富山県氷見市本町4)

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…入ってみたけどよくわかりませんでした。


湊川の河岸が趣と美観溢れる景観に整備されていて、心安らぎます。

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この行列何だろう?って思って見たら、

貧瞋癡(とんじんち)というラーメン屋さんでした。(〒935-0022 富山県氷見市朝日本町1−1)

とくに氷見産煮干ラーメン(800円)が人気だとか。

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後ろ髪魅かれますが、氷見の街を後にし、3日ぶりの雨晴へと向かいます。

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義経。(〒933-0133 富山県高岡市太田28)

源義経が奥州へ落ち延びる際、雨の晴れるのを待ったとされる場所です。

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女岩天気がよければこの向こうに見事な蜃気楼もとい立山連峰が臨める(はず)

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雨晴海岸を過ぎると高岡市の町中に入ります。

 

伏木万葉大橋

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5年前のブルベではここを夜に通っています。ヘッドライトの明かりだけで道に迷わず走っていたとか、今じゃ考えられない。

 

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万葉線のトラムカー。

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新湊内川にかかる中新橋より。(〒934-0012 富山県射水市中央町3)

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ここまで来れば旅の終わり、富山駅はもうすぐ。

その前に、どうしても寄りたい所がありました。

 

モリサイクルさん。(〒930-2202 富山県富山市草島 「ファミリー銭湯くさじま」の向かい、隣はローソン)

そう。1日目にフロントディレイラーを直して下さったお店です


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ここで先日のお礼と、おかげさまで能登半島を一周できましたことを、報告しました

手ぶらで伺ってしまい恐縮でしたが、ご主人と居合わせた方も一緒になって喜んで下さいました。

 

コロナ禍で旅に出逢いを求めるのが難しくなってしまいましたが、ふれあいがあるからこそ旅は楽しくかけがえのないものだと思います。

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3日前とおなじ富山駅のこの場所で、自転車を畳み、北陸新幹線に乗り込みました。

 

こうして、3泊4日の能登半島自転車ひとり旅は、大きなトラブルもなく完結です。

 

せっかく自由の身になったのに、このあと1か月くらいは近場の日帰りツーリングだけに終始し、泊まりがけの旅を計画する気力が湧かなかったのを覚えています。

 

思えば退職手続きをしたのが6月8日。

翌9日、10日で茨城に1泊ツーリング。

そして中1日で今度は房総1泊。

帰宅し翌14日にこの能登一周旅を計画し、15日に出発。

 

そりゃあいくら体力あっても足りませんよね(笑)

 

この時のエネルギーを、今の自分に取っておきたかった

今じゃ資格試験やライティングの勉強こそ一生懸命するけれど、自転車はすっかり二の次。もうあの頃のエネルギッシュな自分には戻れないのだろうか。

 

現在、就職面接の結果待ちが1件。これ如何によっては人生が大きく変わります。

身の振り方が決まれば、また自転車とのつきあい方も定まってくるかとは思うのですが…

 

まぁ何事も、案ずるより産むが易し。

今できることを精一杯やるだけですね!

 

これにて編集後記に替えさせて頂きます。

 

   Special thanks to  富山市 モリサイクル様