続 旅立ちの、旅立ち。~夏の能登半島一周ひとり旅~
勤めていた介護施設を退職し能登へ旅した去年の6月から、いろんなことに挑戦し模索してきました。
まだまだ勉強し残した事もたくさんあるのですが、どうやら次の「旅立ち」が近づいてきたのではと感じ始めています。といっても残念ながら、バラ色の独立開業とかフリーランスの道ではありませんが。
ですので、今こうして自分を見つめてきた期間にけじめをつける意味でも、旅日記を完結させなければと思います。
今回も能登一周旅をお届けします。
6月17日 3日目
6:00前に狼煙の宿をスタート。お出迎えと同様、お見送りも丁重でした。
この日の行程は狼煙から珠洲市街~能登町~穴水~能登島~和倉。
じつは次の和倉泊は出発の電車内で急遽加えた旅程。当初は狼煙から富山か高岡まで1日で南下するつもりでしたが、それでは景色を堪能する余裕がないと考え、もう1泊追加したのでした。
最初の立ち寄り場所は青の洞窟。
…のつもりでしたが、行ってみたらゲートが開いておらず。
(〒927-1451 石川県珠洲市三崎町寺家10−13 入場8:30~17:00 中学生以上1500円 小学生まで200円)
夜明けとともにスタートすると最初の立ち寄り所がオープン前、というのはよくあること(笑)
ここに隣接してよしが浦温泉ランプの宿という人気旅館があります。
ひとりでなく誰かとだったら来てみたい宿。
駐車場に関東の自宅と同じエリアのナンバーが居たのにはびっくりしました。
さすがにオープンまでは待てないので、先に歩を進めます。
そういえば宿で出逢った女性はバス旅だそう。この辺りのバスは便数が少ないから行き先を相当絞らざるを得ないでしょうね。
ここでも見つけました。豪邸バス待合所!
アレクサンドル・コンスタンチーノフ珠洲海道五十三次 (〒927-1205 石川県珠洲市正院町川尻)
これらの「作品」は奥能登国際芸術祭の企画で製作されたものだそう。
千葉のいちはらART×MIXと同様のコンセプトの芸術祭のようなので、来てみたい。
750m先にもありました!
もはや暮らせそうなレベル(笑)
雪国だからか、ほかにも能登には屋根壁ある立派なバス待合所が多いです。
ほどなく道の駅すずなりに到着。(〒927-1213 石川県珠洲市野々江町 シ部15番地)
金沢駅への特急バスターミナルがあり、また平成17年に廃線になったJR能登線のホーム跡がそのままの形で残っています。
ここではドリンク休憩のみ。
日本百景のひとつ九十九湾にある、イカの駅つくモール。(〒927-0552 石川県鳳珠郡能登町越坂18−字18番地1)
このモニュメントはイカキングという名前だそう。
特産のイカ漁についての展示コーナーがあるそうですが、ここもまだオープン前。もっとも寄った処で買ったお土産を背負って行くのは難しい。
自転車旅は気軽で時間を気にしなくていいのが魅力ですが、ことお土産に関してだけは宅配するより他ありませんね。
小水地区休憩所。(〒927-0553 石川県鳳珠郡能登町小木 )
ここもなかなかの居住空間。バス待合所を兼ねています。
観光名所ではないのにこういう所につい目が行ってしまうのも、元ブルベライダーだから?
たったひとりで着の身着のまま。どうやって、どこに避難したらいい?
とあたふたしていたら「これは訓練です」と。
ホッとしたけど、もし旅の途中で被災したら、現地にさぞかし負担を掛けるだろうなぁと、考えさせられた出来事でした。
これ、珍百景か何かで見た記憶がある(笑)
見つけてしまったからにはもう、矢印に従って場所を確認するしかない。
津波の避難だから、高台には違いないが…
…ここらしい。
脳内に『一時避難場所ドボドボは、ただの田んぼだった。』というナレーションが蘇ってきました🤣
その後も長閑で自然豊かな風景が続きます。
七尾湾に江戸時代から伝わる漁法で、仕掛けたふくろ網にボラが来たか見張る櫓として使われていたそう。なおこの漁は1996年を以って廃止されたそう。
のと鉄道七尾線 穴水駅。やっと何かあってもエスケープできる所まで来ました(笑)
とはいえここまでマシンは絶好調。これも富山市の自転車屋さんのおかげです!
こんなところで美少女アニメラッピング車両を見るとは思わなかった。
引き続き海岸線は入り組んでアップダウンがあります。でも昨日の輪島ほどではないかな。
ツインブリッジのと。ここでいよいよ半島から能登島へと渡ります。
ここで13時過ぎ。当初の高岡まで行くプランでも充分間に合う時間でした。
能登島ガラス美術館付近。半島より幾らか家屋がカラフルに見えました。
ちなみに能登島にはイルカが見える(かもしれない)ポイントがあります。( 七尾市能登島祖母ケ浦町)
今回は残念ながら見えませんでしたが。
能登島の道路は道幅、路面共に快適。半島寄りの半分は道路は海岸線よりやや内陸を通り、起伏に富んだ幹線道路と言った感じです。
時間があるので島を一周する事にします。島の東半分は道幅も一車線分に狭まり、海沿いに走ります。
能登島八ケ崎のビーチは閉鎖中らしい。
能登島で時々見かけるこの坊やの名前を知りたい。
いま14:40。手書きの時刻表によると、1時間待つようです。
このあたりの海岸線の道はなだらかでした。
そして島の中央部でまた内陸に入り、ふたたび傾斜が現れます。
…それはそうと、こんな標識初めて見ました。幅員増加?
拡がる分には注意は要らないと思うのですが…
本日、珍百景に次いでのツボでした。
15:50能登島大橋で島を後にします。
対岸は宿泊する和倉温泉。とは言っても泊まるのは温泉宿ではなく、2日前に駆け込みで取れたホテルですが(;^ω^)
ふたたび能登半島に戻ってきました。
チェックイン前に和倉温泉の町の情緒に浸ります。
湯元の広場。老舗旅館加賀屋さんの前です。
この周辺には立ち寄り湯がありましたが、自分の宿からは1.3km。チェックインしてからお風呂だけ入りに来るには遠く、結局ここでも温泉には入らずじまいでした(笑)
この日の宿は温泉街の入り口にある某系列ホテル。
温泉こそありませんでしたが部屋はそこそこ広く、荷物を拡げて落ち着くには充分でした。
(窓から見下ろす和倉温泉の街)
(3日目 167.1km)
編集中記
本当は最終日4日目まで一気に書き上げるつもりでした。
ただ、写真が多い事に加え、文章自体も説明を添える内にボリューム過多になってきたため、一度ここで切ることにします。
残るはラスト。旅の完結編です。
自転車旅って、乗るだけじゃなく
記録に残すのも体力使うのね~💦
旅立ちへの、旅立ち。~夏の能登半島一周ひとり旅 前編~
自転車に乗れない日々が続いています。
2月13日に漢字能力検定2級を受験。ひきこもり学習のおかげか、自己採点は合格ライン。あとは字が汚くて弾かれなければ大丈夫でしょう、たぶん(笑)
その後も天候や路面の状況が悪かったり、細々と予定が入ったりしていました。
就職面接もありました。結果はまだですが、そろそろ人生の転換期に来ているのは間違いなさそうです。
そういう訳で新しい旅ができていません。今回は、ブログを始める前に行った旅を振り返って記します。
記憶が失われないうちに、どこかのタイミングで記録に残したい。
そう思っていた能登一周旅を、いま書いてみることにします。
この旅は退職記念?として梅雨入り前に、大きな旅をひとつ達成しようと企てたものでした。
6月15日 1日目
旅の初日は電車移動、そして富山駅からのスタートです。
旅の皮切りに富山県立美術館の常設展示を観ていきます。
時間があれば企画展も観たかった。
じつは直前の房総旅で変速が不調だったのに直す暇なく出発してしまったので、これから3日半の旅に耐えられるか不安でした。
そこで富山市街を抜ける前に町のバイク・自転車屋さんに診てもらうことにします。声を掛けたら快くフロントディレイラーを直してくれたばかりかお代は要らないと。
あとから振り返ると、どれだけ助けられたことか。本当に恩に着ます!
昼食はすぐとなりのローソンで。関東ではお目に掛かれないアイテムゲット。
さあここからがアクチュアリー・スタート!
…新湊大橋を渡る気満々だったのに…袂に行くまで自転車通行禁止だなんて知らなかった(;´Д`)
橋が渡れないため新湊の入り江を大廻り。海王丸を観てから海沿いに新湊~伏木~雨晴~氷見と移動、それからR415で羽咋へと向かいます。
伏木、氷見は5年前にブルベで通っていて懐かしかったけど、半日の行程なのでゆっくりできず、散策は帰りにすることに。
石川県に入り神子原の集落に出ます。
羽咋駅前と周辺。翌朝は早いので景色を観るなら今のうち。
羽咋のほぼ駅前の格安ホテルにチェックイン。4年前にブルベ前泊で泊まったのと同じところ。
実は前回は、就寝した途端に着信があり、身内がトラブルに巻き込まれたからすぐ帰って来いと。
そのため翌朝の始発でとんぼ返り、ブルベを走ることなく羽咋まで旅費かけて往復しただけに終わったのです。
そんなことを思い出しながら、翌日の行程をチェックしてから就寝。
(1日目 73.5km)
6月16日 2日目
2日目は羽咋から可能な限り海岸線を辿って輪島~狼煙(能登最北端)へと移動するルート。
Mapに拠れば道はあるけど本当に自転車で行かれるのか未知数で、行ってからのお楽しみ状態。
なにしろこの3泊4日旅をたった1日で計画し、しかも当初2泊3日で組んでいたのを往きの電車内で急遽1泊増やしたという突貫工事のルート決めなので詳細までは定めていません(笑)
ちなみに千里浜は眼中に入れておらず。というのも我が千葉県には九十九里浜があるので、類似のものを見ても仕方ないかと思いました(笑)
最初の立ち寄りは氣多大社。(〒925-0003 石川県羽咋市寺家町ク1−1)
じつは何の予備知識もなくここに立ち寄ったのですが、あまりに気高い佇まいに気が引き締まりました。
なんとも気品のある花手水ですね。
北上するにつれ海岸線がアップダウンを増してきました。
なんだか伊豆に似てると思いましたが家屋は違いますね。
今回は海岸線の旅。と言っても房総のなだらかなそれをイメージして行くとダメージ喰らいます。
ここは巌門という観光名所らしいです。ホントなんにも調べて来なかった(笑)
このほかの能登西海岸線の断崖絶壁も、迫力あって美しく感じました。
やっぱり伊豆みたい。ディレイラー直してもらってよかった!
世界一長いベンチ。(〒925-0447 石川県羽咋郡志賀町富来領家町15)
うっかり迷い込んだ入り江がまた美しかった。
このあと奥の激坂を登らなければならないのだが…
ヤセの断崖。サスペンスのロケ地とか。(〒925-0577 石川県羽咋郡志賀町笹波)
そういえば北陸には東尋坊もあるし、サスペンス映えする場所が多いんだなぁ。
いよいよ広~い輪島市に突入。
時間の都合で寄るか迷いましたが、やっぱり神社仏閣フリークとしてはスルーするに忍び難く。
曹洞宗の大本山、總持寺祖院。2021年がちょうど開創700年だそう。(〒927-2156 石川県輪島市門前町門前 コ1-18)
明治に大火に遭い消失、再建されたとのこと。
重厚な総ケヤキ造りの山門。
本当は門前町がとても雰囲気がよく、写真を撮りたかったのだけど人が多く撮影しづらかったです。
總持寺祖院を出てR249浦上から県道38に入ると、次第に山道になります。
まさか海岸線の旅で山越えをするとは。
輪島市は海沿いに道がないエリアがあって内陸に入らざるを得ないのです。知らないって幸せなことですね…
山を越え、海に出るとそこは上大沢間垣の里。(〒928-0055 石川県輪島市上大沢町4−60)
おなじ海でも関東の太平洋岸とは違い、自然の厳しさを窺い知ります。
ようやく輪島の市街地に到着。ここで13時すぎでした。
漁師町によくありがちな路地に迷い込み、漁港に出ました。
ここでも後のヘビーな行程を考えて、ゆっくり海の幸を頂くことはせずコンビニ食で済ませてしまいました。
輪島の町を抜けてからも断崖絶壁の連続。
棚田があるはずだけど地形的にあり得ないなと思っていたところ、忽然と姿を現した白米千枚田。(〒928-0256 石川県輪島市白米町99−5)
通り過ぎながら思ったのですが、上からだけでなく中段あたりからのショットもあった方がよかった。
鶴の恩返しホーム?
時国家。(〒928-0204 石川県輪島市町野町13−4)
やがて奥能登の塩田、製塩所が続くエリアに入ります。
道の駅すず塩田村。(〒927-1324 石川県珠洲市清水町1−58−1)
あとから思えば、ここで塩むすびくらい頂いておくべきでした。
というのもこの先コメ🍙がまったく入手できなかったので。リサーチはしてありましたが輪島を出たらコンビニは皆無でした。
塩カフェという看板。平日だったのでやっていたかどうか。
ちょっとおしゃれなバス待合所を発見。ブルベライダーが喜びそう(笑)
(アレクサンダー・コンスタンチーノフ「珠洲海道五十三次」のひとつ 〒927-1302 石川県珠洲市笹波町)
結構広い。
ポスター渋すぎ(笑) 奥はベンチだとするとちょっと低いかな。
そうそう、今夜の宿も素泊まりだから、夕朝食をどこかで調達しなくては。
宿周辺に店が無いことだけは解っていたので、宿泊地10km手前の漁村で井上商店さんというお店に立ち寄ります。(〒927-1301 石川県珠洲市高屋町23−14)
食事になりそうな総菜パンと飲み物を入手、バックパックに詰めて再スタート。
…そしてなぜか負荷を増したのちに現れる悪魔の看板ww
いったい誰に向けて書かれているのだろう。
あてにはしていなかったけど、頂上の食堂もクローズでした。
そして今日一日苦しめられたこの地形。
関東近隣で言ったら、伊豆!伊豆!どう見たって伊豆!!
…いや、房総が平坦すぎるだけ。東北太平洋岸も紀伊半島もこんな感じじゃなかったっけ。
こうして椿の峠?を越え、どうにか日没前に能登最北端・狼煙に到着。
17時を廻っているのでさすがに開いている店はありません。10km食糧を背負ってきたのは正解。
誰もいない道の駅狼煙。
せっかく最果ての地に来たのだから、宿に行く前に禄剛崎灯台に立ち寄ります。
なんだか韓国のラジオとか聴こえてきそう(笑)
そして日没と同時にチェックイン。
狼煙の宿ではとっても丁重にお出迎え。食事の心配をして下さいました。
ここは漁師町で朝は早く夕方も早くひけるから、お店やってないでしょう、って。
お風呂でひとり旅の女性と出逢い、話し込みます。
それから翌日のルート確認をして、就寝。
(2日目 162.2km)
編集中記
あれから半年以上過ぎたので、もっと記憶が曖昧になっていると思いました。
案外、覚えているものですね。
3日目は東の海岸線で能登半島を南下します。To be continued..
冥頑不霊も懸頭刺股で!? ~閉口頓首のリフレッシュride🦢~
このところ自転車がすっかりお留守に。
というのも先月体調を崩したことに加え、漢字能力検定2級を受験するためヒキコ&ガリ勉していたからです。
漢検のどこがエグイって…書き取り問題は、少し勉強すればなんとかなります。
が、四字熟語だけはどう頑張っても歯が立たない。
なにしろ問題の半分以上わからないってヤバすぎますよね(^^;;
…ひとこと言わせて。百歩譲って、日本語だったらいいですよ。でも昔の中国の人名とか山の名前とか、日本人の私にわかる訳ないじゃん(# ゚Д゚)
横綱昇進でもしなけりゃ関係ないし~~w
当初のシミュレーションより攻略に時間が掛かりすぎ、気分転換で自転車乗るのもつい我慢してしまいました。
でもやっと体調も戻ってきたし、問題集の回答率もなんとか合格ラインに乗せることができたっぽい。
というわけなので、自転車解禁です(*^▽^*)
(…こういう時”揚眉吐気”っていうのかな??)
今日の行き先は、久しぶりに白鳥の郷(旧 千葉県本埜村 現 印西市)。
元々は普通の田んぼだったところに白鳥が来るようになって、地元の人たちが保護・援助するうちに飛来数が増え、いつしか有名になった場所です。
来週あたり強い南風が吹くらしいので、そうなると白鳥たちも北へ帰り始めます。つまりここで白鳥が観られるのは、これがラストチャンスかもしれないということ。
それにしても風が冷たい。北風というより西風が強い…
1073羽。今年はこれだけ来ていたようです。
毎年、子どもたちからのメッセージが短冊のように書かれています。
平日だと言うのに結構な人出。
ここでは16時00分頃に餌付けをしているので、たぶんそのお米だと思います。
ただ日没前には帰りたいので、その時間までは居ませんが…。
じつはここに来る前に、白鳥たちがよく昼を過ごしている場所へ行ってみました。
が、そこには一羽もおらず。
どうやら白鳥の郷とその周辺だけで、分散せずに固まっている様子。
ということは、今はもう最終調整のミーティングの段階で、頃合いと見たらそのまま北帰行となるのか?
(20年近くここに通っていると、なんとなく彼らの行動が読めるような気がします)
動きがかなり活発になっています。まるで飛行訓練をしているかのよう。
…しかしじっと立ってるだけだとホント寒い。
デジカメのミスショット削除するとき、手が悴んで危うく全削除しそうに😱
悴むと言えば冬のグローブなのですが、今はめぐり巡って10年以上前のグローブに戻しました。
カフが深くて手首は暖かく、でもシンプルに被るだけなので着脱が楽なのがいいのです♪
深刻な末端冷え性なので、グローブは色々試しました。Pearlの真冬用、mont-bellレイン用で代用、防寒テムレス、バーミッツも。
でも防風で密閉性があるものだと昼間は蒸れてしまってツライ。
それに結局どんなグローブを使っても、スタート時の冷えで手がちぎれそうに痛む辛さは変わりませんでした。
だったら、蒸れないグローブで最初だけ我慢すればいいかと。
10km30分も走っていれば身体が温まって血行回復、痛みからは解放されるので!(^^)!
ついでなので、その他の冬装備も紹介します。
この季節はPearlインサレーションジャケットにウインドブレークタイツ。
さらに、ウインドブレーカーを着た時にポケットが欲しいと思い、ちょっとカッコ悪いですがワークマンのチョッキを着ています(笑) もともとは輪行時にポケットが欲しくて使い始めたものです。
眼が眠そうなのは赦してください🙇 前の晩1:00まで別の執筆していたもので(^^;
足元ですが、トレッキング用ウールソックスを履いているおかげでシューズカバー要らず。ここは横着しています(笑)
ちなみにヘッドライトはこれまた10年くらい前のGentos閃。今こんなバカでかいライト付けてる人いるのかな?
でもこれがカメラと思われるのか、幅寄せされなくなりました🤣🤣
…どうやら、白鳥たちはここと少し北の田んぼとを往ったり来たりしているようなので、少し追いかけてみます。
12月に来た時は郷の北側が工事中でしたが、もう自転車は通れるようになっていました。
ただここから北へ抜ける農道のひとつが工事通行止めでした。
あぜ道農道の工事は一般に冬に行い、春の田植え前に終わらせるという事らしいです。
筑波山のシルエットがくっきり。
いちばん空気が澄んでいるときは日光連山まで見えるんですよ(*^^*)
風が強いこともあり、帆に風を孕むかの如く翼の使い方に無駄がありません。
尤もそうでなければ3000~4000kmも飛ぶことはできませんよね。
動画だったらその辺もっと好く伝わるのでしょうが…。
白鳥の郷は、千葉県北西部の印旛沼という沼の近くに位置しています。
沼の周辺は交通量と信号の少ない農道が多く、ロード乗りや時々競輪選手も練習しているような、謂わば自転車天国です。
以前だったら私も、交通量の少ない農道で白鳥の郷に行っていたのですが、最近は工業団地や街中を通る最短ルートで行くようになりました。
時短のためもありますが、それ以外にも敢えて人通りの多い道を選ぶ理由に、ずっとヒキコで人恋しくなったっていうのもあります(*´ω`*)
印西牧の原。大型ショッピングセンターが立ち並ぶ一角です。
工業団地もニュータウンも、活気に満ちて人の営みに溢れている。それを感じるのがなんだか今は嬉しいのです。
就活するようになって、今更ながら世の中にはいろんな仕事がある事を知りました。
長いこと、仕事は生活(プライベート)の対極にあるものと思っていました。ワークライフバランスという言葉に集約されるように。または仕事=麺麭の為に働く、という諦念に縛られて。
でも、本当は人の営みの数だけ仕事がある。どちらかというと生活の中というか延長上に。
うまく表現できないのですが、そんな風に今は感じ始めているのです。
願わくば天の神様にも人事部長がいて、私のこんな朴訥な開眼をどうか買って下さいますよう⛩
もちろん年令不問で(笑)(笑)
え?窮猿投林でどこでもいいから就職して披星戴月で働けって??
そのような煩言砕辞を頂戴しましたら士気阻喪にございまする…
と話が破綻百出しましたところで、お後がよろしいようで<(_ _)>
俺ら東京さ行くだ !! ~おのぼりride田舎者編~
♫東京へ出だなら 銭コァ貯めでェ
オーダーでチャリ🚲買うだ~♫
というわけで今年も行ってきました。
ハンドメイド・バイシクル展 at 科学技術館
…じつはここ一週間ほど体調が優れず、今回はリハビリrideに。
九段下までなら迷わなければ自宅から30kmくらい。いつもの香取郡多古町までの約半分。街中しか通らないからもし体調悪くなってもエスケープできるので、リハビリにはちょうどいいかも。
…それにしても上京するのは何時ぶりだろうか?
長いこと、東京の道は怖い!!
と自走を敬遠していたものですが、近頃はそうとも思わなくなりました。少なくとも江戸川区、江東区あたりは案外走りやすい。
むしろ私的には地元船橋、市川の方がずっとカオスな気がします(^^;;
(東京の道と言えば一度だけ、甲州街道で甲府⇒新宿まで来たことがあります。その時だけはさすがに身の危険を感じました。笹塚あたりから左レーンがそのまま高速に吸い込まれるトラップが多々あったり💦)
前回の科学技術館自走ではかなり迷走してしまったので、今回は迷わないようシンプルなルートを考案。
そうはいっても千葉から都心に行くには江戸川、中川、荒川、墨田川の4大河川を渡らねばならず。幹線道を迂回しようにも橋がネックでなかなか上手くルートが引けず悩みました。
それでも何とか最適解を導き出し、今回は行徳橋~江戸川水門ルートを採用。
江戸川水門は何年ぶり?
篠崎ポニーランド。感染防止のため休園中だそう。
隅田川を渡り浅草橋を過ぎると、いよいよ都心に来たっていう感じがします。
どうにか轢かれず巻き込まれず(笑)
皇居のお堀端に出ると、程なく代官町ランプそして目指す科学技術館に到着です。
受付。消毒と検温はもちろんですが今回は不織布マスク必須でした。主催の自転車文化センターさん、コロナ禍での運営ご配慮ありがとうございます、大変お疲れさまです。
開催が危ぶまれただけに、待ちわびて訪れた人の喜びもひとしおに思われます。
奥でカメラが回っていました。某著名な方の姿が見えます(笑)
今日のお目当ては、愛車の生みの親「あぶくま自転車工房」さん。
こんな時でないとなかなかお目に掛かれませんから、ビルダー坂田さんとつい話に花が咲いてしまいました。
なぜ千葉在住の私が福島のビルダーさんに?と思われるかもしれませんが、実はあぶくま工房の坂田さんはもともと安孫子のマキノさん(三連勝)の職人さんでした。三連勝繋がりで知人が紹介してくれてのご縁です。
ちなみに私と三連勝との出逢いは、2003年に三連勝のクラブチームのツーリングに参加した事。
そのツーリングはサイスポのイベント欄で見つけ、三連勝のツーリング担当者に電話をして申し込んだのを思い出します(まだスポーツエントリーのない時代でした)。
あぶくま自転車工房さんに次々お客様が来られたので、お暇して他のブースを見学します。
こちらはフレーム折り畳み可能とのこと。
木製のリム。
それぞれ創意工夫に溢れ見入ってしまいます。
ブルベ専用ランドナー。
旅する自転車ランドナーには毎度引き寄せられますね♪
…はい。皆さんもうお気づきだと思いますが、私自転車のウンチクは語れないんです(;^ω^)
せめて皆様に目で楽しんで頂きたく写真だけでも。ただ携帯修理中で代替え機のため、意のままに撮影ができず残念です。
会場で思いがけず美味しいコーヒーも頂けました(*^^*)
ひと廻りして、時間的には早いのですが帰宅する事にします。
トークショーもありましたが、聴いていると遅くなってしまうので失礼する事に。一応まだリハビリrideでもあるし日没前には帰らなきゃ。
駐輪場という名の屋外展示(笑)
自走組も多く、毎度個性豊かな車両が並んでいるんです。今回はこれしか撮れませんでしたが。
…そういえば都心だからレーパンは止めようってモンベルトレッキングパンツで行ったのですが、実際は多かったですねレーパンで来場した人(笑)
こんな所で記念撮影してる時点でおのぼりさん丸出し🤣🤣
あと、寄り道と言うほどでもないけれど、この路地には来たかった。
自分の社会人として初めての営業先が、ここにはありました。今はビルごと建て替わっていますが…
仕事生活の原点でもあるここに立つことで、またあの頃みたいに頑張ろうって自分に言い聞かせます。
帰路は基本的に来た道で。R14で篠崎まで戻ります。
見る人が見ればわかる風景、たぶん(笑)
今はお酒は一滴も飲まないのだけど、借景だけ♪
麦酒倶楽部ポパイ。(墨田区両国2-18-7)
まだお酒が飲めた頃、ビール好きの友人とよく来たものです。
今度は時間を取って、下町の路地を散策したい。
ふたたび篠崎ポニーランド前。
そして行徳橋で東京に別れを告げます。
こうして久しぶりのおのぼり体験は終了です。
…あとから思えば、日本国道路現元標と麒麟像くらい寄ってくればよかったと。
でも道一本変えただけで迷子になるのがおのぼりさん。今回はこれくらいで勘弁💦
元々街乗りは大の苦手でしたが、時間を気にしなくていいなら街も悪くないなと思いました。気分転換にはなるし、いろいろ発見もありそうだし♪
最近、街を見る目が変わってきたこともあります。
こちらが勝手に都会だと思って寄り付きがたく思っても、実際にはそこに人の生活と営みがある。自分の町と同じように。
そんな当たり前のことを、やっと肌で感じられるようになったと思います。
なんでも食わず嫌いはだめですね。
エクストリームrideから遠ざかった今は、自転車の違った楽しみ方とからだに優しい乗り方を、もっともっと開拓していきたい。
でもって、
はぁ~俺らまた東京さ行くだ!!
今日は自転車の話じゃないんです。 ~IT音痴がPC検定に合格するまで~
すべての始まりは去年の7月。
6月いっぱいで勤めていた介護施設を退職。
手続きは粗方終わったけど、離職票が届かないことには失業申請もできないし…
失業生活なんてそうそう体験する事ではないし、さしあたり今何をするべきか、どう過ごすのがベストなのか? 皆目見当が付きません。
そんな時ふと苦手なパソコンでも習ってみようかと思い付きます。そして軽~い気持ちで自宅近くのパソコン教室の門を叩いてみることに。
初めての授業🔔 まずは私がどこまで出来るかのレベル査定から。
タイピングはOK。大学の卒論書くときに(何十年前?)英文タイプを履修してたのでそれに救われました。
マウスの使い方も、まあ大丈夫👌
続いて講師「ご自宅のパソコンのOSは何ですか?」
…OS?なんじゃそれ??
私、WindowsかMacかも知らないでパソコン使っていたんですね(;・∀・)
(パソコンは詳しい友達が選んで設定してくれていて自分ではなにも解っていなかった)
それまでパソコンの使い道はネット検索とメール、SNS発信くらい。
途中でエラー表示など出ようものならもうお手上げ。なにしろメッセージがてにをは以外全部知らない言語。
あとWindowsなのに同時に複数window開けられるの知らなかったり(笑)
よくそんなIT音痴を長年放置してたねーと言われそうですが、それも介護士というパソコンを使わない職種に長年いて必要性を感じなかったから。
でも今、福祉業界からいったん遠ざかると決めたので、さすがにこのままではまずいと思いました。
ギリ現役世代ですが、恥を忍んでご高齢の方々に混ざって初めてのパソコン講座を受講します。
まずは画面やキーボードのパーツの名称から。続いてアプリとは。アプリのうち内蔵されているものそして使い方。ファイル・フォルダとは。そしてファイルにサイズがあること。などなど。
それらひとつひとつ腑に落ちるまでe-ラーニングで叩き込みます。
すると次第に、これまでパソコンで躓いていたことが何となく解決できそうな気がしてきたのです。ようやく私の中であれとこれとが繋がってきた感じでしょうか。
以前なら人に聞こうにもググろうにも用語が解らなくて聞けないか、聞けても答えが理解できないかのどっちかでした。
…つまり私レベルの無知は自助努力では救済不可能っていうことですね😅 やっぱり教室に入ってよかった!
こうして脱パソコン音痴の兆しが見えて来た丁度その時、とあるサイクリング団体から広報誌の記事を書いてくれないか?と声が掛かります。
執筆と編集は未経験のWordでとのこと。初めてだけど今ならできるかも?と思い、OKしました。
それから教室でWordの猛勉強をしたのは言うまでもありません。そして記事の依頼から一か月ほどで文章に写真を挿入する事くらいは出来るようになりました。
一方その頃就活も始動。介護福祉士以外の資格ないけどガテン系なら行けるのでは?と警備会社に応募。しかし介護士時代に患った精神疾患が露呈して不採用になってしまいます。
ガテン系でもダメとなると…どうしたものか。この期に及んで履歴書と職務経歴書に書ける資格や実績がないのが悔やまれます。
通信講座で早く取れそうな資格や検定を探しますが、どれも高額だし取得できるまで半年以上かかりそう。これでは失業給付が終わっちゃう。
…だったら、せっかく身に付けたWordを資格化しようよ!
Wordの資格といえばMOSか日商PC検定文書作成あたり?日商の方が実践的だと小耳にはさんだので(根拠はよくわからない)、日商PC検定文書作成3級をめざすことに。
この検定は共通知識と実技と両方で合格点を出さねばならないのがネック。知識問題ではIT社会で仕事をするための知識全般が問われます。つまり私には未知との遭遇、同じ年に就職した同窓生からじつに30年ビハインドな領域です。
じつはPC検定にはBasic、3級、2級とランクがありBasicは実技only。だったらBasicにすればいいものを、自分の無知がわかっているからこそ共通知識を履修しようと敢えて3級を選びました。
こうして2015年ケアマネージャー試験以来(これは桜散りました)の受験勉強が始まります。
とりわけ戸惑ったのはインターネット用語。まだインターネット基礎講座を履修していなかったとはいえ、なんと受験直前までプロバイダーの役割とブロードバンドとは?が理解できていませんでした😅
実技の方は…Wordで文章は書けるけどビジネス文書となると勝手が違いますね。
形式や時候の挨拶などは覚えればいいけど、何気に面倒くさかったのが「ひらがな表記」をしないといけない語句。というのも私の中では其処、此処、何処、為、概ね、但し、所謂etc.フツーにインプットされてて使っているから(笑) しかも最後に読んだのが夏目漱石だったりするので尚始末に悪いww
さらに文書編集では出来上がりにズレがあると減点。例えば英数カッコの半角全角違いやEnterしすぎて空白行が増えたりとか。
そして一番やっちゃいけないのが保存するとき保存先やファイル名を間違えること。それをやると0点!
…はい、やらかしました。模擬テストで(^^;;
明けて2022年1月14日。受験勉強スタートから足掛け3カ月、満を持して受験日を決め、試験当日を迎えます。
…本番は実技で番狂わせが。文書を1ページに収めよという設問で、いつもちゃんと1ページに収められるのに今日に限ってできない。
どうしよう? 冷汗がにじみ時間だけが過ぎていきます…
落ち着け、深呼吸。このさい1ページに収める設問は捨てる。他の設問をもう一度見直して取りこぼしを無くそう。
最後に保存先をもう一度確認し、保存。ラスト1分に食い込むギリギリの攻防でした。
そして結果は…合格🎊🎊
合格したらもっと嬉しいかと思ってました。予定より受験がずれ込んでやりたいことも我慢していたし。
でも終わってみたら案外冷静でしたね。
おそらくこれはゴールではなくスタートだと思っているからかも。
ひとつ自分に自信をつけたところで、就活とWebライター修行頑張らないと。何ならExcelも(ヲイヲイw)
試験ではまだまだ知識不足も実感したので、今後も解らない事はその場で & 解るまで何度でも調べる習慣を継続していきます!
以上、IT音痴でもパソコン資格は取れる!と証明された瞬間でした。
得意なことを伸ばすことも大事だけど、必要 or 役に立ちそうなことは苦手なことでも頑張ってみると自分の幅が拡がって、新しい世界が見えてくるかもしれませんね♪
音楽女子🎼が自転車にハマるとき ~奏でるようにペダルを舞わせ♪
新年あけましておめでとうございます!
本来であれば年頭の抱負など語るべきところですが、如何せん求職中で、
就職して諸々固まってみないと何を目指していいのかわからなくて(;^ω^)
え?就職することが抱負でしょうって?! …ごもっともですww
今年もrideをいろいろ妄想はしています。房総の神社仏閣⛩や道の駅をコンプリする、町を挙げてのひな祭り🎎を観に行く、春になったら時間(とお金)の許す限り桜前線🌸を追いかける、
…などなど。考えるだけはタダですからね(笑)
年末の断捨離で大量のサイクリング写真やドキュメントを発掘。ついついそれらを眺めては、自分のサイクリングのルーツに想いを巡らせたりしていました。
そこで今回は、自分がサイクリングにハマったきっかけや、歴代の相棒について振り返ってみたいと思います。
元々私は音楽、読書が大好きなインドア派でした。子供の頃からの夢はエレクトーンの演奏家になること。会社勤めを始めても夢を諦めきれず、社会人3年目までコンテストに出続けたりしましたね。
そんな私に、目覚めは突然やってきました。
仕事と家庭の両立に悩み音楽では発散し切れなくなっていたある時。
ふと思い付きで、幼かった子供をママチャリの前に載せサイクリング道を流したのです。
…降り注ぐ太陽。頬を撫でるそよ風。こんな気持ちいいこと、何で今まで知らなかったんだ!
その日の行程は30kmほどだったでしょうか(サイクリング道の距離表示から推測)。大人の私には極楽rideでしたが、子供にしてみたら変化のない土手道。途中でこっくりこっくり始めたため片腕に子供の頭を乗せて支えながら帰ったのを覚えています😅
※今のような子供載せ専用ママチャリが登場する前の話です
それと時期を同じくして、書店で目に留まった本がありました。
「自転車野郎養成講座」 のぐちやすお著
男勝りを信条にしていた私にはタイトルの「野郎」の文言は気になりません(笑)
立ち読みをしてたら、面白くて止まらなくなり購入しました。
本書はこれから自転車に乗ってみようという人の目線に立ち、難しいメカや装備の話はいいからまずは乗ってみよう、と背中を押してくれる指南書です。
この本に出逢ってから、読むほどに旅がしたくなってウズウズし困ったものでした。
程なくして当時流行っていたMTBの廉価版(確か29000円)を購入。これが最初のサイクリング車です。ブリヂストン製だったと思います。
会社員を辞め介護士デビューしたての頃(1998年)、これで片道10kmの職場まで通勤していました。
この自転車は実家に帰ってからも私の相棒で居続けてくれました。
この頃は旅といってもまだ、車に自転車を積んで行き現地で数十km流すのがやっとでした。
2003年4月、介護福祉士国家試験に合格。
自分へのご褒美に、旅する自転車を新調する事にします。
探したのは自転車旅の諸先輩方が紀行文で書いていた、ランドナーという車種。
ところが当時、どのお店に行ってもあるのはゴリゴリのMTBかロードだけ。
店員さんもお客さんも、強面のガチ競技者ばかりに見えてなりません。
「カテゴリーは?」なんて訊かれた日には「ここは私なんかの来るところじゃない!」って思うしかありませんでした…
そんなとき、ひとりの店員さんの声掛けに救われます。
「なにかお探しですか?」
…やっと自分の要求を言葉にできる!
「…旅がしたいんです。でもランドナーっていうのが見当たらないので何に乗っていいか判らなくて」
スポーツ自転車ショップでこんなマヌケな質問をする私に、その店員さんは親身になり理想の自転車を私と一緒に考えてくれました。
ロードとMTB、どちらも一長一短。ああでもない、こうでもないとやり取りを続け、私なりのオーダーを纏めます。
「地図にある道は全部走りたい。舗装路だけど突然砂利道が現れるかも?」
それに対して店員さんが出した答えは、MTBにスリックタイヤを履かせる、というものでした。
そして完成したのが、こちら。ROUIS GARNEAU XC Casper がベースです。
色々参戦するうちに若干仕様が変わっていますが、このバイクで舗装道をスピーディー且つ快適に、工事区間や石畳もストレスフリーで走行できました。
…それにしても私は、親切な店員さんに出逢えて本当にラッキーだったと思います。
悪くすれば素人と見るなりテキトーに値の張る完成車(当時台頭し始めたロード?)を売りつけられて終わっていたかもしれません😱
あとから思えば、あの店員さんも私がすぐMTBに飽き足らなくなってロードを買いに来る!と踏んでいたのかもしれません。現に納車翌月くらいにセンチュリーライド出走の話をすると「センチュリーはロードじゃないと…MTBじゃ8時間で完走できないでしょう」という趣旨の事を言われましたから。
が、結果から言うと私がロードに乗るまでにはもう更に5年を要したのです。
だって…ロードって怖いじゃないですか。タイヤ細いしドロップハンドルとか意味わからない。ビンディングに至っては街でやったら違法じゃないかって(^^;;
そんな中2007年、とあるブルベでタイムオーバー。人生初のDNFでした。
このままの巡行では仮眠時間がまったく取れないことが判明…これを機にやっと重い腰を上げ、ロードを試してみようかと思い始めます。(あと飛行機輪行で7万円近い荷物料金を取られた事もw)
翌2008年の秋にロード初号機を試験的に投入。いわゆるエントリーロードですね。タキザワHARPアルミフレーム(26000円)に、ハンドル以外のパーツは親友の余り物を組み付けてもらいました。
気が付けばこのHARPでブルベ600kmも度々走り、14年目の今でも現役です。
その後ロードはあぶくま自転車工房オーダーフレームとの2台体制になり現在に至っています。
…って書き方が職務経歴書みたい(;’∀’) いかんいかんwww
以上が、私が自転車にハマり、そこからロードに乗るに至るまでに辿った推移です。
(実は、かつて職場への反骨から?勢いで購入したMERIDA BIG 7 もいるのですが…近頃ほとんど乗れていません💦)
尚、最初のブリヂストンMTBルック車は、次のルイガノを購入して少し経った頃、あろうことか自宅車庫から盗まれてしまいました…
ボロボロでも苦楽を共にした相棒です。不注意が悔やまれてなりません。
今、人生の転機に傍らにいてくれる相棒には、これまで以上の愛情を注いで、いつまでも一緒にいられるよう大切にしたいと思います。
そして相棒に恥ずかしくないように、自分も精進しなくちゃですね!(^^)!
あと養える収入もね💰💰 エライこっちゃ(;'∀')
たこ?どこ?…すぐそこ🚲💨💨
このところガリ勉し過ぎてプチ燃え尽き症候群…かくなる上はかねてから楽しみにしていたイベント2連荘で、久しぶりに人に逢ってリフレッシュを図る所存。
今年いちばん訪れることの多かった多古町。イベントのレポートでなぜ私がこの町に惹かれているのか、町の魅力を併せてお伝えしたいと思います。
12月25日(土) 「もっこり農園」MOCO FESクリスマス🎄
朝9時まで雨が降っていたので…今回は不本意ながら自転車ではなく車🚙で行きました。
ポップなイベントポスター。
焼き芋機の前にもっこり園長の姿が。奥様もトナカイ姿で出迎えてくれました。
MOCO FESとはもっこり農園の手作りイベントのこと。年に数回不定期で開催されます。この日にはクレープ屋さんが出店し、農園で取れた野菜を夏はバーベキュー、冬は豚汁で提供してくれたりします♪
野菜の直売はいつもどおり行っています。
野菜の説明書きには効用まで記されています。ここはお財布にも身体にも優しい直売所なのです。
大根や小松菜一把の大きさ、写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、これでそれぞれ100円だから驚きですよね!
(資料映像。前回来た時小松菜がバックパックに収まらずはみ出したの図😅)
今日はさらに極上のサツマイモを石焼した「本気の焼き芋」の販売もありました🍠
優しい甘さでホックリ、水なしでいけちゃいましたよ❣
丹精に薪を焚き石を敷いて焼いています。
…ミラーボールちゃんと回って光っているんですよ✨
今回の目玉は多古町在住の花文字の先生「まりも先生」による実演販売。
展示は来年の干支、福寿、笑、感謝、Merry X'mas など。横文字もOKなんですね🥰
後述する SILVER STARS の名前もありました!
花文字は中国由来の吉祥絵を用いた縁起のよい文字で、特に名前を書くとその人の運気がアップすると言われています。
作品は和のテイストでありながら洋風のインテリアにも合うソフトな色調。今日は特別にお客さんの名前や希望の文字を目の前で描いて下さるという企画です(#^^#)
拝見していると本当に下書きなしで迷い無く描かれるので驚きました!
私は「笑」の文字にググっと惹かれたのでこちらを母と私ふたりのために購入💖
見ているだけで心が和らいできますね(*^^*)
そして、楽しみにしていたUSA Caféさんのクレープ。
…夏はブラウンの車だったような? でもピンクもかわいい。
今日は炙りショルダーベーコンを頂きます。とろけるチーズが食欲をそそります💖
中も写せばよかった😅 7月はバナナクレープを頂いたっけ。クリスマス限定イチゴツリーという1000円の特大クレープも魅力でしたが、家族でシェアしないととても食べきれなさそう。
昼を過ぎると続々とお客さんが集まり子供さんからご年配の方々まで大盛況に🎪
子供さんたちにはお菓子とガチャのプレゼントも♪ 前のイチゴツリークレープがここへ来て売れ行きが伸びてきました⤴⤴
7月のMOCO FESの時はSILVER STARS ライブがありました。今回はSILVER のふたりは小見川の自分たちのお店(Dining bar SILVER)でクリスマスイベント。サンタ🎅になって子供たちにお菓子を配ります。
そちらも応援に行きたかったけど、SILVERのふたりには明日のイベントで逢うのでそれを楽しみに♪
多古町と小見川。ふたつの会場で時を同じくして子供たちに夢を与えようという心意気に胸が熱くなりました。
私もそんな大人になりたい。。ってもうBB〇だけど🤣🤣
※現在千葉県の東総エリアではほとんどの町で人口が減少傾向にあります。先日の東庄町 TO KNOW SHOWでも感じたことですが、主催者さんにはこうしたイベントを通して子供さんたちに自分の町を好きになって欲しいという思いがあるようです。
多古町に関しては行政も学童の給食費・医療費ゼロや出産祝い金・病児保育制度などの子育て支援政策を掲げており移住者も増えていると聞いています。
12月26日(日) 道の駅多古あじさい館 祐太(U-ta)LIVE
多古町2日目は道の駅。文句なしの晴天!今日こそ自転車です🚲
祐太(U-ta)さんは多古町出身の歌手。ラジオ成田のパーソナリティーもしています。私は10月に初めてライブを聴きファンになりました。
この日は今年のラストLIVE、そしてゲストに小見川SILVER のふたりも参加します(^^♪
道の駅多古。広大な敷地に前を流れる栗山川がとても開放的。春には桜、夏には紫陽花、秋にはコスモスが咲き乱れます。
到着は10:20。いつも賑わう栗山川の芝生が今日は閑散と…今年一番の寒波だし無理もないか😅 (そんな日に自転車で来る私も私だけどww)
今回はバルーンもあがっておらず一段とひっそりして見えます。
思わず手を温める缶コーヒーを買ってしまいました。
11:00 祐太(U-ta)LIVEスタート🎤
日中でも10℃に届かない気温+吹き付ける北風のなか颯爽と現れる祐太さん。
ファンクラブの皆様はご年配の方も多いのですが、寒さをものともせず10月にお会いした時と変わらぬお元気さで安心しました(*´ω`*)
厳冬を感じさせない祐太さんの明朗な歌声と軽妙なトークに今日も酔いしれ会場は一体に♪
…じつは持ってきました手作りマラカス。 先日TO KNOW SHOW で使ったアレです💡
レージャ姿で振ってたら他のお客さんやバイクツーリングの人たちにガン見されたけど(笑) 一人くらい道の駅LIVEノリノリのロード乗り居たっていいよね(´▽`*)
インターバルを挟んでいよいよゲストSILVER STARS 登場!!
…の前に。衣装がパワーアップしたマネージャー現る🤣
(頭の後ろには多古米と書いてあります)
昨日はサンタクロース🎅今日は「ごはんですよ」姿のもっこり園長。いつだってファンサービスにぬかりはありません👌
私を見るなり「昨日は🚙無事帰れたか心配したよ~」と…自転車だったら心配されないのにww
(まぁ~あの車庫入れ見てたら心配になるのも無理はない😅)
待ってましたSILVER 見参!!
SILVER の女性ボーカリストCHANMYさんが別の仕事で不在でしたが、NAOKIさんの包み込むようなvoiceとGIN-Gさんのキレッキレのラップで祐太さんのファンをも魅了します♪
そして祐太(U-ta)さんとSILVERとの掛け合い、名付けて"銀”白歌合戦🎶
時にコント?!で会場を爆笑の渦に巻き込んだり。さすが2者ラジオでよく共演するだけあって息がぴったり📻
それにしても… こんなに笑ったのはいつぶりだろう?
「笑」の花文字を飾った我が家。毎日母とこんな風に笑って過ごせたらいいなぁ(*‘ω‘ *)
それには…私が芸の道を精進するしかないっっ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
今回も手話を交えた「♪多古米讃歌」を披露。
白熱の銀白歌合戦は佳境に入ります。そして祐タイム(リクエストタイム)。襟裳岬など誰もが知ってる名曲が披露されます。
…ふと時計を見たら15:00。そろそろお暇しないと…
東庄より片道25km近いとはいえここから船橋の自宅までは50km。日も短くヘッドライトを持ってこなかった今回、日没後のrideはできれば1時間くらいに収めたいところ。
お名残り惜しいけれど皆様にお別れを言って帰路に就きます(´;ω;`)ウゥゥ 昨日自転車で今日🚙にすればよかった。
2日間、本当に楽しかった多古町。
この町には2年半前、もっこり農園 菅澤多加男さんと出逢ってから本当に足繁く通うようになりました。
それから其処でいろんな出逢いがあり人の輪(和)が広がり、小見川や東庄の人と繋がり交流を持つようになりました。
皆さん自分の腕ひとつで生きているような方たちなのでとっても頼もしい。私がくじけたり落ち込んだ時はいつも、皆さんの生き様に勇気をもらっています。
そして通う内にすっかり多古町の虜になりました。町の神社仏閣、田園風景には季節ごとの味わいがあります。そして町並みもそこに暮らす人も温かい。
こんなレトロスポットもあります♪
…私が多古町が好きなように、サイクリストは誰でもお気に入りのエリアやスポットがありますよね。海が好き、山が好き、或いは神社仏閣めぐりなど…あと稀に一桁国道を一直線なんて人も(笑)
かつての私のお気に入りは、距離が稼げる利根川や霞ヶ浦、坂練習も兼ねた房総外海(勝浦・鴨川あたり)でした。つまり自宅から片道70km以内の目的地はまったく眼中になかったのです😅
でも今は見たいもの、会いたい人のために自転車に乗って行くので距離はどうでもよくなりました。寧ろこれまでエクストリームに走って来たばっかりに見逃していた途中途中の景色が、とっても愛おしく見えてしまうのです。
どちらがいいと言う事ではなく、置かれた状況やライフステージによって価値観は変化するのでしょうね。
いずれにせよ今の私には、長閑な多古町の人や景色や風土が、ちょうど合っているみたいです(*^^*)
参考:農産物直売所「もっこり農園」
(尚タイトルは「たこ?どこ?ここ!」という多古町公式PRのセンテンスをもじったものです)